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カフェも備えた、個性的な独立系書店が全国各地でひそかに増えていること
ーーあなたはご存知ですか?


こんにちは。
【生き方コーチング+カウンセリング】あらため、
【これからの時代の生き方研究ラボ】の 立野博一です。

今日は、いつもとチョット角度を変えて、
「書店と本」というテーマで、
「本屋、ひらく」本の雑誌社 を中心にお送りします。

↓ ぜひ、文末までお読み下さいネ ↓

独立系書店、個性派書店が日本全国で増えている!!

「独立系書店」「個性派書店」とは、
新刊本と古本を合わせて販売する書店。

そして関連したグッズも販売したり、
カフェも併設してコーヒーやビールも飲めるようになっていたり、
イベントも開催するような、
新しいスタイルの書店さんです。

そんな独立系書店、個性派書店が、
いつのまにか日本全国のアチラコチラで増えている!!

「本屋、ひらく」本の雑誌編集部編 本の雑誌社刊は、
そんな独立系書店21ケ所の店主さんに取材して書かれた本、
なのです〜。

そう言えば、街のアチコチで、
そうしたカフェを併設した書店さんを、見かけるようになってますネ。

実は、、、

私=立野は、、、

30代前半から30代後半にかけて、
自分も古本屋を開こうと、
東京・荻窪の古書店でアルバイトしていました。
並行して24時間警備のアルバイトをして、
資金を貯めながら古本屋の開業を夢みていたのですが、、、

とはいえ、
24時間警備員の仕事で「ウツ状態」が悪化してしまい、
古本屋開業の夢を手放した経験があります(汗)。

当時1990年代前半は、ネット本屋もAmazonもまだなく、
新刊本と古本を合わせて売るというビジネスアイデアも無かったですから、
現在こうして「独立系書店さん」が増えている事実には、
とても驚かされます。

そして時が流れて、、、

今の私は群馬県・赤城山の麓の、
【激安45万円、築48年の中古住宅】に移住したのですが、
ここでDIY作業として取り掛かったのは、、、

天井まである本棚、でした。
◎YouTube「天井まである本棚/壁面収納を、初めてでもDIYで作れます!」

「天井まである本棚のある部屋で、
沢山の本に囲まれてすごしたい」
という私の20代からの夢は、こんな風に現実になったのです。

そんな経緯もありまして、、、

私の【これからの時代の生き方研究ラボ】では、
「本を手がかりに、これからの時代の生き方を研究する」というのも、
テーマの1つとしてあるわけです。

「生き方のヒント」を、人々は本や書店に求めている

そしてこの「本屋、ひらく」本の雑誌編集部編を読んでみると、、、

おそらく、多くの人にとって、、、

「本と書店」が「生き方」「生きること」の模索と繋がっているのがわかって、
とても興味深いですヨ!

「本を探しに来る人は何かもやもやした思いを
抱えている人も多い。
何かこの思いを表したくて、
これがなんなのか答えを出したいような気分で
本を探したりする。」
(「本屋、ひらく」p24
横浜市妙蓮寺の「本屋・生活綴方」の鈴木雅代さん)

「自分自身が社会の大勢にずっと乗れずに生きてきた
『マイノリティ』だとの思いがあり、
また多くの失敗を重ねてきたので、
『生きづらさ』を感じている人に、
それでも大丈夫、
生きていけるよと、
本棚を通じて伝えることができたらと思う。」
(「本屋、ひらく」p51
神奈川県大船の「ポニベールブックス」の金野典彦さん)

「地方の本屋はハブでアジールな場所になりうる!
ということです。
つまり様々なものがつながる場所であり、
駆け込み寺や避難所のような場所でもある。
本屋という場所が本と人をつなぐのは予想できていましたが、
面白いことに本屋には
人と人をつなげる力もあるようです。」
(「本屋、ひらく」p262
瀬戸内海小豆島の「TUG BOOKS」の田山直樹さん)

 

そ〜〜ですヨネ(笑)
本を読む人達、
本屋を好きな人達は実は、
「生き方のヒント」を、本や書店という「場」に求めているのではないでしょうか?!

(とはいえそれは、
意識化されてない場合もある、でしょう)

私自身も、
自分の「本当にやりたいこと」や「生き方」を探していた20代から30代の時期、
新宿の「模索者」や下北沢の「ワンラブブックス」、
あちこちの本屋さんをグルグルさまよってましたネ。

ネパールのカトマンズの本屋さんで、
カルロス・カスタネダの「呪術師と私ードンファンの教え」が平積みさされていて、
ビックリしたこともあったナ(笑)。

ですから、
「自分の本当にやりたいこと」や「生き方」を探している人の気持ちも、
他人事ではなくわかりますし、
その延長で「独立系書店」「個性派書店」を起業しようーー
と考える人の気持ちも、よ〜くわかります。

アジールな場所としての本屋

そして田山直樹さんが言っている「アジール」とは、
ウイキペディアによればーー

「『聖域』『自由領域』『避難所』『無縁所』などとも呼ばれる、特殊なエリア」
ということです。

つまり、社会の公の権力や常識の及ばない、
グレーゾーンみたいな場所。
そして、社会や一般常識に適合しにくかったり、
生きづらさを感じている人が、
「ホッ」と息をつける場所でしょう。

おそらく、本との出会いだけではなくて、
そうしたアジールな場所、
自由や生き方を求める人同士が出会える「場」が、
今の時代も(潜在的に)求められているのだろうーー
と思います。

独立系書店をめぐる旅は、いかが?!

とはいえ、
独立系書店を起業することは、カンタンではない。

「トントンで運営する」のも、実際難しい業種であることも、
「本屋、ひらく」では、実践的に語られています。

私が古本屋開業の夢でザセツした1990年代よりも、
中小取次が増えたり、
ネットで1冊からの仕入れが可能となったりと、
現在は独立系書店開業のハードルはチョット低くなっているのですが、、、

それでも独立系書店を開業し、
長く持続しようと奮闘されている店主の皆さんには、
私としてはリスペクトするありません。

 

とはいえ、視点を少し変えてみれば、、、
ひとは「本と書店」に何を(無意識に)求めているか? と言えば、、、

おそらく、、、

「自由」だったり、

「生き方」だったり、

「アジールな場」を、
ひとは求めているハズです。

 

そうだとすれば、、、

たとえ、リアルな店舗を(お金の苦労をしながら)運営しなくても、
実現可能なアイデアはあるかもしれない。
「本と本屋」本の雑誌編集部編 本の雑誌社刊を読んで、
私はそんな風に感じました。

 

あるいはもう1つのアイデアとして、
日本各地の「独立系本屋をめぐる旅」をしても、
オモシロイでしょう!

さまざまな個性を持った独立系本屋を、ジックリめぐる小さな旅。
そうした過程で、
「今の自分は、心の底で本当は何を求めているか??」が、
フワ〜ッと浮上して来るのではないでしょうか?

独立系本屋の空間は、、、

そこで本を広げ、、、

ゆっくりコーヒーを味わったりする中で、、、

「本当の自分」を発見できるかもしれないですヨ!

追記:埼玉県北部の独立系書店、熊谷の熊谷堂書店さんを訪ねてみました

調べてみたら、私の実家近くの熊谷や深谷でも独立系書店さんが増えているのがわかりまして、、、
まずは2023年6月15日、熊谷の「熊谷堂書店」を訪ねてみました!

私もウッカリしていて、JR熊谷駅から歩いて行ってしまったのですが、、、

すると熊谷駅からは徒歩45分以上の道のり(汗)。
今度は愛車(スズキ エブリィワゴン)で、
もう1度熊谷・深谷の独立系書店さんを訪ねてみよう。
画像は店主さんです。

熊谷堂書店HP https://kumagai-dou.jimdofree.com

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