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写真家藤原新也さんも今は、
「歴史上まれにみる天変地異の時代」ーーと書いてました!

こんにちは。
【生き方コーチング+カウンセリング】あらため、
【これからの時代の生き方研究ラボ】の 立野博一です。
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2022/11/26(日)の私は、朝1番で、
藤原新也さんの世田谷美術館での大規模な写真展「祈り」を観ていました!
今日はこの藤原新也さんの「祈り」展をめぐって、ご紹介します。

↓ ぜひ、文末までお読み下さいネ ↓

「メメント・モリ(死を想え)」から「メメント・ヴィータ(生を想え)へ

藤原新也さんといえば、1970年前後からアジア各地を旅して撮影した、
「全東洋街道」「メメント・モリ」「東京漂流」等の写真集で、高名な写真家です。

私=立野も、藤原新也さんの影響を多大に受けてまして、、、
27歳頃から30代中頃まで、ネパール、チベット、ベトナム、
ラオス、タイ、マレーシア、バリ島、台湾、韓国等を、
バックパッカーで旅して歩いてました。
ほとんど写真集「全東洋街道」をなぞるように(笑)。

ですから今回の「祈り」展は私にとって心から待望していた写真展でしたが、、、
実際、私の想像を越えて、
充実した内容となってました!

藤原新也さんの最初のインドの旅から、
チベット、トルコ、台湾、韓国、バリ島をめぐる旅、
そして2014年からの香港・雨傘運動や、
渋谷でのハロウィン、
3・11大震災直後の東北、
恐山で遭遇した不思議な太陽、
山口百恵さんやAKB48の指原莉乃さん達女性タレントの皆さん、
そして藤原新也さんの人生の原点である下関での少年時代をたどり直す写真と、
これまでの藤原新也さんの写真家人生全体をあらためて振り返る構成ーーと、なっていました。

「メメント・モリ(ラテン語で「死を想え)の意」は、藤原新也さんの表現を代表するキーワードですが、
これが近年、「メメント・ヴィータ(生を想え)」に変容して来ているようです。
この「メメント・モリ」から「メメント・ヴィータ」への、
藤原新也さんの意識変容のプロセスが見えてくるーー
ここがこの大規模な写真展の第一のポイントでしょう。

そして藤原新也さんの意識変容のプロセスを観ていると、
観る者もまた、自らにとっての「メメント・モリ」と「メメント・ヴィータ」ーー
つまり自分にとっての、「死とは何か?」「生きるとは何か?」を、
内観することになります。

つまり、、、

単に美しい画像やアートを鑑賞するだけではない、
観る者も深く「死と生」を内観することになるのが、
今回の「祈り」展のとても興味深いポイントでしょう。
深くて、重たいですネ。

苦にさいなまれ ゆらぎ くじけ

1970代初め頃に藤原新也さんが旅の写真を発表した当初、
「メメント・モリ(死を想え)」というキーワードは、
「死」と直面することが少ない、当時の日本社会に対する強烈な反論・アンチテーゼとして、
言挙げされたでしょう。

それが、、、

時代が巡りめぐって、、、、

長い時間をかけて、、、

「メメント・ヴィータ(生を想え)」という方向に、藤原新也さんは変容して来た。

とはいえ、それは、、、

「生きてるって、イイヨネ」みたいな、単純な前向思考ではないのです。

藤原新也さんの書「苦にさいなまれ、、、」1 藤原新也さんの書「苦にさいなまれ、、、2」

 

「苦にさいなまれ
ゆらぎ
くじけ
うなだれ
よろめき
めげ
悲しみ

奈落の底に落ち
夢失い
それでも
生き
生きている」
↑ 瀬戸内寂聴さんに藤原新也さんが贈った詞書の1部です ↑

「祈り」展では、有名人を撮影した写真を除いて、
ありがたいことに多くの展示物が撮影可となっています。
この記事では、私が切り取った「祈り」展の画像を、
アップしています。

藤原新也さんの1ファンである私=立野としては、
「メメント・モリ(死を想え)」というような、
毒を含んだ表現が好きです(ココロから)。

とはいえ、、、

レノンウオール3・11東日本大震災と原発爆発があり、、、
香港の自由を求める運動が中国によって封殺され、、、
ロシアによるウクライナ武力侵攻や多くの拷問、虐殺、レイプ、戦争犯罪があり、、、
世界全体の異常気象、
エネルギー危機や食糧危機も生まれている現在、、、

「メメント・ヴィータ(生を想え)」と感じるしかありませんし、
これは本当に「祈る」しかない状況でしょう。

 

「サバイバル戦略」としての地方移住

私はこの8月に吉祥寺から群馬・赤城山麓の【激安45万円、築48年の中古1戸建】に移住して、
リノベーション・DIYする毎日をこの頃すごしているのですが、、、

これはつまり、、、

自分の「サバイバル戦略」「生存戦略」として行っていることなのです。
決して、お気楽で悠々自適な別荘暮らしをしているわけではない、のです。

もうチョット言えば、、、

自分の人生の最終ステージをすごす家を、
最適で最上な環境とするために(=最高の終の住処)、
毎日毎日リノベ・DIY作業しているのです。

YouTube「初めてでも漆喰を塗り、断熱セルフ・リノベ第1期おおむね完了」【激安45万円、築48年の中古1戸建 第14回】

すると、、、

「生を想え」でもあり「死を想え」でもあり、
「祈り」でもあるということは、、、
かなり身近な、フィットする感覚があります。

今この時代をリアルに生きることとは、、、
「苦にさいなまれ
(略)
奈落の底に落ち
夢失い
それでも
生き
生きている」
ーーということではありませんか?

混沌の中で祈ることの、リアル

「祈り」展をひとめぐり観て、美術館の一角で座っていたら、、、

初老の夫婦らしい方達が、
「これに来て、よかったでしょ?」と、つぶやく声が、
耳に入ってきました。

ひじょうに混沌としている現在、
イタくて、
「死」の影を確かに感じながら、
その中で「生」を「祈る」しかない。
とはいえ、そんなリアルな現在の痛みに触れることは、
ヨカッタでしょ?!」とも、
ほのかに感じる。

関心をお持ちの方はこの機会を逃さず、「祈り」展をぜひご覧になってくださいネ~。【会期は2023年1月29日(日)迄】

【参考】祈り展HP https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00211

【参考】藤原新也さんの最新の語りが聞けるポッドキャスト「新・東京漂流」https://spinear.com/shows/shin-tokyo-hyoryu/

 

この秋の時間に、2023年の行動計画をジックリ

そして、今年も1日1日残り少なくなってきています。
2023年はどうなるでしょうか?
あなたの「2023年の行動計画」「生存戦略」
「2023年、これだけは実行したい」というプランを、
この秋、かんがえてみませんか?!

まずは、できる範囲内から。
あなたの「2023年、これだけは実行したい」というプランを、
この秋の時間に、
ジックリ構想するのはいかがでしょうか?

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