「これからもずっと、都会で生活し続けるのはヤバイッ(汗)」
と感じること、あなたはありますか?
こんにちは。
【生き方コーチング+カウンセリング】あらため、
【これからの時代の生き方研究ラボ】の 立野博一です。
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「エキソダス・脱出行」としてのトカイナカ移住
今年8/20に群馬県・赤城山麓の【激安45万円、築48年の中古別荘】へ、
私は移住・引越して約20日が経ちました。
この間、さまざまな方から、、、
「夢がある生活をスタートするのですネ」とか、
「田舎暮らしでノンビリ出来ますネ」とかーー
時々言われます。
それはその通りなのですが、、、
ウ〜ン、私自身のホンネとはチョット違っている感じも、
あるのです。
私を群馬移住に向かわせた、、、
心の深層のうごめきとは、、、
「ずっと東京で生活するのは、リスクがあり過ぎる。
チャンスがあれば、東京1極集中社会から脱出・エキソダスしなくては!」
ーーという想いなのです。
つまり私のホンネは「エキソダス・脱出行」としてのトカイナカ移住なのですが、
私とひじょうに良く似た考えを、
たくきよしみつさんが「マイルド・サバイバー」MdN新書に書いておられます。
今日は、たくきよしみつ著「マイルド・サバイバー」MdN新書について、
ご紹介します。
2度も大地震で住処を喪失したひと
たくきさんは、新潟県に購入した家を2004年の中越地震で失い、
その後、福島県双葉郡川内村に購入した中古住宅では、
2011年の東日本第震災と福島第一原発事故に遭遇したというーー
2度も大地震で住処を喪失する経験をされた方、なのです。
「実際、コロナパンデミック騒動が勃発した2020年以降の世界は、
それまでの常識では考えられないような変貌を続けています。
食料やエネルギー資源の供給が危機的状況に陥り、
それに異常気象や天変地異も加わって、
ゲームや比喩ではない、
生きるか死ぬかのリアルなサバイバル時代に入りました。」
(「マイルド・サバイバー」p3から)
皆さん、よくご存知でしょうが、、、
新型コロナ・ウイルスによるパンデミック(世界的な流行)も、
未だ収束してないのに、
今年2月、勃発したロシアによるウクライナ侵攻。
そして、1ドル=140円を越えてしまった円安、
さまざまなモノの物価上昇、
ガソリン価格の高騰と、補助金は12月末までで段階的に縮小ーーと、
社会や経済、エネルギー、食料の危機的状況は、
まだまだ終わりそうにはありません。
そして明日起こっても不思議ではない、首都直下型地震、
東南海地震、富士山噴火。
そんな中で、たくきさんはーー
・「衣・食・住」ではなく「食・住・通」
・「ほどほど」の田舎がいちばん暮らしやすい
・稼げるうちに借家ではなく自分の持ち家を得ておくことが重要
・移住するなら北関東
・今から家を建てようとするな
・中古軽自動車を選ぶ
ーーこんな風に、「ほどほどの田舎への移住=トカイナカ移住」をめぐって、
私=立野と共通部分のとても多い提案をされています!
これらをチョット詳しく解説しますと、、、
住居は賃貸か? 購入か?
住居は「賃貸で良いのか?」「購入して持ち家を持つべきか?」
ーーという議論が昔からありますネ。
かくいう私自身、
実は「賃貸でOK派」でした。これまでは。
とはいえ、60歳を越えてから、
「賃貸ではヤバイッ」と、気づかされたのです(汗)。
これが30代、40代でしたら、賃貸でも全く問題無いのですが、
特に65歳を過ぎると(年金を頼りに出来ない人の場合は)
それまでと同じように家賃負担するのが、
難しくなるでしょう。
また70歳、75歳となると、
不動産屋さんで賃貸マンションやアパートを借りることも、
実際難しくなるハズです(汗)。
特に、収入の少ない方や、年金を受け取れない方、
貯金の無い方、持病をお持ちの方の場合も、
この日本社会には沢山おられるでしょう。
そうした方こそ、
「60歳までに持ち家購入」することが、
実際とても重要となります。
「国民年金のみで、年金だけでは暮らせない人、
あるいは年金がゼロの人の多くは、
自営業や独立した職人さんなどです。
(略)
その場合、いちばん大変なのは住居費ですから、
稼げるうちに借家ではなく自分の持ち家を得ておくことが重要です。」
(「マイルド・サバイバー」p112)
収入の少ない方、貯金の無い方こそ、
100万円以下、もしかしたら「ゼロ円」で中古住宅を購入して、
セルフリノベする生き方が、
生存戦略として可能性を持っているのです。
移住するなら北関東
「極端な僻地や人口密集地を避けて、
最も『生き残り』やすい住環境を探せば、
答えはおのずと絞られます。
首都圏からの脱出なら北関東で決まりでしょう。」
(「マイルド・サバイバー」p121)
東日本第震災と福島第一原発事故に遭遇した、たくきさんが、
現在住んでおられるのは栃木県日光市ですが、
栃木県も私が移住した群馬県も、
「都道府県魅力度ランキング」では毎年最下位争いしているエリアです(笑)
とはいえ、
実際に栃木県や群馬県へ行ってみると、、、
実は移住エリアとして、
とてもポテンシャルが高いのが、わかります。
例えば日光市も、私が移住した群馬県みどり市も、
東武鉄道特急を使えば東京まで、
1時間30分から50分と意外に近いです。
そして、山々や渓谷の景色がビックリする位、
美しい。
栃木県足利市や群馬県太田市から桐生市、みどり市にかけては、
まさに「山紫水明」という景色が広がっています。
イメージ先行の人気度の低さにとらわれないで、
実際の栃木や群馬を旅してみると、
北関東エリアの持つ魅力と可能性に、
目が開かれるでしょう。
「衣・食・住」ではなく「食・住・通」
「食がなければ餓死、
住がなければ凍死、
その次に必要なのは正しい情報を得る手段としての通信(ネット)環境。」
(「マイルド・サバイバー」p68)
生活の基盤になる要素として「衣・食・住」と、
これまでは言われてきましたが、
これからの時代はこれも劇的に変わってくると、
私=立野もたくきさんと同じく、かんがえていました。
例えば群馬移住して現在の私は、
生活の最も基盤から整えているのですが、
引越して光回線が開通した時には、
「ホッ」として胸をなでおろしました。
ここは山の中なのでスマホの表示では、
「アンテナが2本または1本しか立たない(汗)」。
スマホや携帯電話がひどく通じにくいエリア、なのです。
とはいえ光回線が通じていれば、
ZOOMで離れたエリアの方とミーティングすることも、
Amazon Primeで映画を観ることも、
ストリーミングでハイレゾ音源を流すことも、
Amazonで買い物して取り寄せすることも、、、
東京に住むのと全く変わらず使えます。
田舎暮らしだからこそ、光回線やWifiが繋がっていることが、
必要不可欠なのです。
そして光回線やWifiが繋がっていることで、
田舎暮らしの快適度も、
リモートワークの可能性も、
ググッと広がります(笑)。
中古軽自動車を選ぶ
「自動車の購入費や税金、
保険料、燃料代、車検代、修理代といった費用は、
田舎でも都会でも同じようにかかります。
これらを低く抑える決定打は、
『軽自動車を選ぶ』ことです。
(「マイルド・サバイバー」p193)
私も吉祥寺に住んでいた時は、
200m以内にコンビニが4軒もあり、
吉祥寺駅周辺まで歩けば、
パルコもジュンク堂書店もヨドバシカメラも、何でもある生活で、
まったく車を必要としていませんでした。
とはいえ群馬・赤城山麓に移住したら、
「1番近いコンビニまででも車で15分」です(汗)。
車がないと、暮らしが成り立たないのです。
そこで私は、中古の軽バン(スズキ エブリィワゴン)を総額39万円で購入しました!
2005年式の古〜い軽自動車ですが、
走行距離7万1000Kmで、意外に車の状態は良いです。
これがあれば、スーパーマーケットに買い物に行くのも、
セルフ・リノベーションに必要な建材や道具を買いに行くのも、
日帰り温泉に行くことも容易になります。
田舎暮らしを出来る限りリーズナブルに実現するには、
中古軽自動車がどうしたって、
必要不可欠なパートナーなのです。
脱出・エキソダスで「人生全体」が大きく変わります
あなたに想い出していただきたいのですが、、、
3・11東日本第震災と福島第一原発事故の直後に、
多くの方々がより安全な西日本へと、
脱出していました。
それを見ていて、「出来ることなら自分も脱出・移住したい」と、
私=立野もかんがえていたのですが、
その頃の私にはこれが出来ない状況でした(汗)。
そして今年8月群馬移住したのは、
私にとってはずっと長年あった移住志向を、
やっとやっと実現出来たーー
ということなんです。
東京1極集中社会から脱出・エキソダスすることで、
生活の全体、
ある意味「人生全体」が、大きく変わるでしょう!
「ほどほどの田舎=トカイナカへの移住」ですが、
これは私にとっては、生活全体の変容体験なのです。
そこで、たくきよしみつさんの「マイルド・サバイバー」は、
同じように現代社会のヤバさに気づいて移住を繰り返した先行者の、
他で得難い知恵と、
具体的なアイデアが集められているガイドーー
と言えるでしょう。
よかったらあなたも、たくきよしみつ著「マイルド・サバイバー」から、
「ほどほどの田舎=トカイナカへの移住」への可能性をイメージしてみるのはいかがでしょうか??
あなたの生活全体を大きく変えるチャンスを、
(と言っても、ごく気ラクに)
つかめるかもしれないですヨ!
「移住」や「田舎暮らし」に関心を持っておられる方に、
たくきよしみつ著「マイルド・サバイバー」を一読されることを、
おススメします!!
私の「林の中の小さな家」のリフォーム+リノベーションの過程を、YouTube動画で制作・ご紹介して行きますので、ぜひぜひご覧下さい
あるいはEメールまたは電話で気軽にご連絡下さい。