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もしも夏は北海道で、冬は南の島でキャンプ生活できたら、いかがでしょう?

こんにちは。
ウィズコロナ/アフターコロナの時代の生き方を研究する【生き方カウンセリング+コーチング】
そして【高齢者向け宅配弁当配達】の仕事もしている、立野博一です。
無料メルマガ【新ライフ・チェンジ通信】最新号から、ご紹介します。

この前々号、前号でもご紹介してきた、映画「ノマドランド」と、
「ノマド 漂流する高齢労働者たち」ジェシカ・ブルーダー著。
これらは、私達日本でのウィズコロナ/アフターコロナの時代の生き方をかんがえる面でも、
とてもオススメできる映画と本です。

・前号「自由な心で生きる、60代、70代になっても」はココをクリック

・前々号「ノマド、高齢者、アフターコロナ」はココをクリック

そして今号では、「ノマド(放浪の民)」「ワーキャンパー」を参考にして、
日本の私達が出来そうな生き方のアイデアをご提案します。

↓ ぜひ、文末までお読み下さい ↓

日本で「ノマド(放浪の民)」「ワーキャンパー」的暮らしするなら

2008年のリーマンショックと、その後の世界金融恐慌で、
アメリカでは多くの人々が突然、住む家や仕事、全財産を失ってしまった、、。
そんな中でも、車でキャンプしながら、
各地で肉体労働して収入を得て、アメリカ各地を旅して暮らす、
「ノマド(放浪の民)」あるいは「ワーキャンパー」と呼ばれる人々
(その多くが60代、70代、80代の高齢者)が、
増えているのですね。

もちろん日本とは異なっている部分もいろいろありますので、
簡単に一緒には出来ないですが、、、
これからのアフターコロナの時代、
そして少子超高齢多死社会の進行をかんがえる上で、
参考やヒントになるポイントは沢山あるでしょう。

まず、個人レベルで「ノマド」「ワーキャンパー」的暮らしを構想する時、
特に日本では、やはり安易に住む家を失ってはいけないでしょう。
例えば、昨年受給された10万円の特別定額給付金も、
住所が無い人は受給されにくかったようです。

本当に最小限の、小さなアパートの1室でも良いですから、
どこかに部屋と駐車場を確保して、
そこをベースに車上生活するのが、現実的でしょう。

それに、真冬の寒さや真夏の酷暑もありますから、
断熱対策は日本で車上生活するなら必須ですね。

そして既に日本でもこうした車上生活をしている人達は、
徐々に生まれているようです!

例えば、
「社会不適合僧侶の究極ミニマル生活 くるま暮らし。」静慈彰著 という本があります。
ワゴン車を自分で改造して、
ベッド、永久電源機関、キッチン、簡易シャワーを搭載し、
日本各地を旅しつつ、週2で派遣僧侶のお仕事をされているそうですが、
静慈彰さんも実家がベースとしてあって、
ここを拠点に旅暮らしされているようです。

他にも、日本で車上生活している人達は徐々に増えていて、
検索すればブログやYoutubeがみつかります。

車中泊生活ブームが日本到来か、欧米発「バンライフ」の魅力と現実
https://signal.diamond.jp/articles/-/81

全国各地に点在する駐車場や空き地を車中泊・テント泊スポットと、滞在先を探す旅行者をマッチングするサービス「Carstay」
https://carstay.jp/ja/stay

多言語バンライフメディア「VANLIFE JAPAN」
https://carstay.jp/ja/media

個人レベルで「ノマド」「ワーキャンパー」的暮らしをかんがえる時の、もう1つのポイントは、
豪華なピカピカのキャンピングカーでのキャンプ生活ではないだろう
ーーということ。

イヤイヤ、何百万円もする豪華なキャンピングカーを購入出来れば、
それは素晴らしいですが、、、
実践としては、中古車を改装して住むことが現実的ですね。
いかに低予算で、
「ノマド」「ワーキャンパー」的暮らしを実践できるかーーが大切ですね。

空き家物件が日本各地で急増して行くトレンドも

そして、「少子超高齢多死社会」の進行にともない日本各地で、都会でも、
空き家物件が急増しているということもあり、
空き家を活用しての「ノマド」「ワーキャンパー」的暮らしも、
これから出来るのではないでしょうか?

例えば、「みんなの0円物件 無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイト」
というHPもあります。
https://zero.estate
日本全国の0円〜100万円の予算で住める物件を、
紹介して、マッチングしてくれます。

また、各自治体も「空き家・空き地バンク」を開設して、
空き家を紹介してますので、
こちらから物件探し出来るでしょう。
国土交通省「空き家・空き地バンク総合情報ページ」
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000131.html

ともあれ、
空き家物件が日本各地で急増して行くトレンドですから、
「みんなの0円物件」さんみたいな、
空き家とそこに住みたい人をマッチング(仲介)する仕事や、
空き家の低予算リフォームも出来れば、
アフターコロナの時代の仕事として有望でしょう。

自由に生きたい魂を持つ者同士の、助け合いのネットワーク

部族のキャンプ
もう1つ、友人や仲間と集まって「ノマド」「ワーキャンパー」的暮らしというアイデアは、
いかがでしょうか?
「ノマド 漂流する高齢労働者たち」ジェシカ・ブルーダー著でも書かれていますが、
自由にアメリカを旅してくらす「ノマド」「ワーキャンパー」達も、
気持ちを同じくする仲間との繋がりを大切にするようです。

それは家族や血族ではなくて、
自由に生きたい魂を持つ者同士の、
助け合いのネットワークです。

例えばですが、
「ノマド」「ワーキャンパー」のためのキャンプ村みたいなものも、
空き家が増え、限界集落が増えるこれからの時代は、
可能性があるでしょう。

単純にホームレスを受け入れるというより、
高齢者になっても自立して働き・生活しようとする人達の集まりですネ。
森や山、自然の中で、
「ノマド」「ワーキャンパー」達が助け合いながら、
ユルい共同の「終のすみか」を作ったら?

そして、訪問診療医や訪問看護師さん、看取りケアの専門家とも契約して、
人生の終わりの時を安心して旅立てるようにする。
そんな「共同の終のすみか」も、
これから日本で生まれてくるのでは?

ともあれ、ウィズコロナ/アフターコロナの時代、
そして少子超高齢多死社会の未来を想定して、
「ノマド」「ワーキャンパー」的な暮らし方・生き方は、
個人レベルでも仲間との共同レベルでも、
何か現実に作れそうなイメージを、私=立野は持っています。
いかがでしょう?

【参考】『ノマドランド』予告編Youtube

【参考】Amazon「ノマド 漂流する高齢労働者たち」

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